不思議な「数」の世界。
今回は、平衡素数について紹介します。
平衡素数とは?
定義
素数pが、1つ前の素数と1つ後の素数の平均値であるような素数のことをいう。
例①
「5」は平衡素数である。
5の1つ前の素数は「3」。1つ後の素数は「7」。3と7の平均は(3+7)÷2=5となるため。
例②
「53」は平衡素数である。
5の1つ前の素数は「47」。1つ後の素数は「59」。47と59の平均は(47+59)÷2=53となるため。
関連した概念
強素数
素数pが、1つ前の素数と1つ後の素数の平均値よりも大きい素数のことをいう。
弱素数
素数pが、1つ前の素数と1つ後の素数の平均値よりも小さい素数のことをいう。
未解決問題
平衡素数が無数に存在するかどうかは、だれにも分かっていません。
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