数学

(コラム)エマープ

 不思議な「数」の世界。

 今回は、エマープについて紹介します。

エマープとは?

定義
 素数であり、かつ、逆から数字を読むと、元の数とは異なる素数になる自然数のことをいう。
 素数は英語でprimeであり、それを逆さの綴りemirpが語源となっている。

例①
 「13」はエマープである。
 13は素数であり、かつ、逆から数字を読むと「31」。31も素数なので、13はエマープである。

例②
 「107」はエマープである。
  107は素数であり、かつ、逆から数字を読むと「701」。701も素数なので、107はエマープである。

例③
 「11」はエマープでない。
 11は素数であるが、逆から数字を読んでも「11」。元の数と一致するので、11はエマープでない。

例④
 「23」はエマープでない。
 23は素数であるが、逆から数字を読むと「32」。32は素数ではないので、23はエマープでない。

未解決問題

 エマープが無数に存在するかどうかは、誰にも分かっていません。

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