中学数学の方程式では、文字を使って数量の関係を表し、未知の数を求める方法を学習します。
方程式は、文字式の学習をもとにして進める重要な単元です。式を立てる力、計算する力、答えが問題に合っているかを確認する力が必要になります。
中学数学では、主に1次方程式、連立方程式、2次方程式を学習します。
1次方程式では、等式の性質や移項を使って、文字の値を求めます。
連立方程式では、2つの文字を含む2つの式を使って、2つの値を求めます。
2次方程式では、因数分解や平方根の考え方を使って、文字の値を求めます。
方程式が分かるようになると、文章題、関数、図形、割合、速さ、規則性など、さまざまな問題に対応しやすくなります。
このページでは、中学数学の方程式を復習したい人に向けて、1次方程式、連立方程式、2次方程式、文章題で確認したいポイントを整理したPDF教材を掲載します。
学校の授業の復習、定期テスト対策、高校入試数学の基礎固めに活用してください。
このページで学べること
このページでは、中学数学の方程式について、次の内容を確認できます。
・方程式とは何か
・解とは何か
・等式の性質
・移項の考え方
・1次方程式の解き方
・連立方程式の解き方
・2次方程式の解き方
・方程式を使った文章題
・方程式でよくあるミス
・方程式の勉強の進め方
方程式で確認したい内容
中学数学の方程式では、まず「方程式とは何か」を理解することが大切です。
方程式とは、文字を含む等式のうち、文字にあてはまる値を求める式のことです。
例えば、
x+3=8
という方程式では、xに5を入れると、
5+3=8
となり、左辺と右辺が等しくなります。
このとき、x=5 を方程式の解といいます。
方程式を解くときには、等式の性質を使います。等式では、両辺に同じ数を足したり、両辺から同じ数を引いたり、両辺に同じ数をかけたり、両辺を同じ数で割ったりしても、等しい関係は変わりません。
また、方程式では「移項」をよく使います。移項とは、項を反対側の辺に移すときに符号を変える考え方です。
例えば、
x+3=8
では、+3を右辺に移項して、
x=8−3
x=5
と解くことができます。
方程式の文章題では、いきなり式を作ろうとせず、何をxとおくかを決めることが大切です。そのうえで、問題文の数量関係を式に表していきます。
1次方程式で確認したい内容
1次方程式は、文字の次数が1である方程式です。
例えば、
2x+3=9
のような式です。
1次方程式では、移項や等式の性質を使って、xの値を求めます。
基本的な流れは次のとおりです。
- かっこがあれば外す
- 文字の項を一方に集める
- 数の項を反対側に集める
- 両辺を文字の係数で割る
- 答えを代入して確認する
1次方程式では、移項するときの符号ミスや、分数・小数を含む計算でのミスに注意が必要です。
連立方程式で確認したい内容
連立方程式は、2つ以上の方程式を組み合わせて、複数の文字の値を求める問題です。
中学数学では、主に2つの文字を含む2つの1次方程式を扱います。
例えば、
x+y=7
x−y=1
のような形です。
連立方程式の解き方には、主に次の2つがあります。
・加減法
・代入法
加減法は、2つの式を足したり引いたりして、1つの文字を消去する方法です。
代入法は、一方の式を変形して、もう一方の式に代入する方法です。
連立方程式では、どちらの方法を使うかを判断することが大切です。係数がそろっている場合は加減法、どちらかの式が x=〜 や y=〜 の形にしやすい場合は代入法が使いやすいです。
2次方程式で確認したい内容
2次方程式は、文字の2乗を含む方程式です。
例えば、
x²−5x+6=0
のような式です。
2次方程式では、次のような解き方を学習します。
・因数分解を使う方法
・平方根の考え方を使う方法
・解の公式を使う方法
中学数学では、まず因数分解を使って解ける形に慣れることが大切です。
例えば、
x²−5x+6=0
は、
(x−2)(x−3)=0
と因数分解できます。
このとき、
x−2=0 または x−3=0
なので、
x=2、x=3
となります。
2次方程式では、因数分解の力や平方根の考え方が必要になります。乗法公式と因数分解、平方根の復習と合わせて学習すると理解しやすくなります。
方程式の解説について
方程式の解説PDFでは、方程式の意味、等式の性質、移項、1次方程式、連立方程式、2次方程式、文章題の考え方を整理します。
PDFでは、途中式を省略しすぎず、どのように式を変形しているのか、どこで符号が変わるのかを確認できるようにする予定です。
特に、次のような人におすすめです。
・方程式の意味が分かりにくい人
・移項するときに符号を間違えやすい人
・1次方程式の解き方を復習したい人
・連立方程式の加減法や代入法があいまいな人
・2次方程式の解き方を整理したい人
・因数分解を使った解き方が苦手な人
・文章題で式を立てるのが苦手な人
・高校入試に向けて方程式を復習したい人
方程式の勉強の進め方
方程式が苦手な場合は、いきなり文章題を解こうとせず、方程式の基本から順番に確認することが大切です。
おすすめの進め方は以下です。
- 方程式とは何かを確認する
- 解とは何かを理解する
- 等式の性質を確認する
- 移項の考え方を練習する
- 1次方程式を解く練習をする
- 連立方程式の加減法・代入法を練習する
- 因数分解を復習する
- 2次方程式を解く練習をする
- 文章題で式を立てる練習をする
- 答えが問題に合っているか確認する
方程式では、途中式を丁寧に書くことが大切です。
特に、移項するときの符号、かっこを外すときの計算、分数を含む式の処理ではミスが起こりやすくなります。
文章題では、問題文をよく読み、何を文字で表すかを決めてから式を作りましょう。
まとめ
中学数学の方程式では、文字を使って数量の関係を表し、未知の数を求める方法を学習します。
中学数学では、1次方程式、連立方程式、2次方程式を学習します。それぞれ解き方は異なりますが、どれも「文字にあてはまる値を求める」という点は共通しています。
方程式は、文章題、関数、図形、割合、速さ、規則性など、多くの分野につながる重要な単元です。
まずは、方程式の意味、等式の性質、移項の考え方を確認しましょう。そのうえで、1次方程式、連立方程式、2次方程式、文章題へと順番に進めることが大切です。
PDF教材や問題演習を使って、途中式を丁寧に書きながら、正確に解く力と式を立てる力を身につけていきましょう。
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