構造
電気的要素と機械的要素を一体型にしたモータのことをいいます。
①モータ(電気的要素・機械的要素)
②減速機(機械的要素)
③インバータ(電気的要素)
が一体となっています。
特徴
メリット
①減速機で使用している潤滑油を、モータの冷却油として使用することができる
②モータ、インバータを接続する配線を短縮することができる
③電気的な接点が減少するため、信頼性の向上につながる
デメリット
①モータ、減速機の発熱からインバータを保護する必要がある
→インバータにSiCやGaNなどの次世代半導体を用いることで、耐熱性を向上させる。
②モータを小型化することで、トルク低下の懸念がある
→ネオジム磁石を用いたモータを採用する
③モータの内部配線が高密度化する
→通常使用される丸形断面動線から角形断面導線に変更することで、高密度化を実現する