本当に勉強するとはどういうことか。
数学を例に少し語りたいと思います。
みんな大好き微分。
ややこしい微分は置いといて、例えばx^2の微分。
ただし、x^2はxの2乗と表現します。
x^2の微分は2xですよね。
どう求めるのでしょう?
x^2の2をxの前に書いて、x^2の2を1引いた値を新たなxのべき乗(xの右上)の値にする。
x^3の場合は
x^3の3をxの前に書いて、x^3の3を1引いた値を新たなxのべき乗の値にする。つまり3x^2
このようなやり方を説明すれば、小学生でも分かります。
じゃあx^2を2xにする意味(つまり微分する意味)は?
これを理解することが本当の勉強ではないでしょうか?
意味も理解せずに、言われたことだけをそのまま計算するのは、小学生でもできます。
(本来の小学生は、言われたことを正確に行うことが求められると思います)
でも、微分とは…のことだよ。と説明しても理解はできないと思うのです。
これが、小学生との違い。
我々はもう小学生ではないのです。
言われた事は正確にできることは当然として、きちっと考えて理解することが本当の勉強だと思います。