概要
温室効果ガス(二酸化炭素など)の「排出量」から植林、森林管理などによる「吸収量」を差し引いて、実質的にゼロにすることをいいます。
カーボンニュートラルを達成するためには、
①温室効果ガスの排出量の削減
②温室効果ガスの吸収作用の保全及び強化
を行う必要があります。
日本では、2050年までにカーボンニュートラルを目指すことを宣言しています。
林野庁の報告によると、
①1世帯から1年間に排出される二酸化炭素の量は、2017年の場合、4,480kg
③これを吸収するためには、40年生のスギ509本分が必要
取組内容
①再生可能エネルギーの活用
②住宅・建物の省エネルギーの導入
③蓄電池等として活用可能な電気自動車、プラグインハイブリッド車、燃料電池自動車の活用
④資源循環の高度化
政府組織
2022年7月、脱炭素化社会実現に向けた社会や産業構造の変革「グリーントランスフォーメーション(GX)」を協力にすすめるため、GX実行推進担当大臣を新設しました。
白書
エネルギー白書2022 第2章カーボンニュートラル実現に向けた課題と対応
第1節 脱炭素を巡る世界の動向
第2節 脱炭素実現に向けた日本の対応
エネルギー白書2021 第2章カーボンニュートラル実現に向けた課題と対応
第1節 エネルギーをめぐる情勢の変化
第2節 諸外国における脱炭素化の動向
第3節 2050年カーボンニュートラルに向けた我が国の課題と取組