概要
天然ガス、石油、LPガス等を燃料として、エンジン、タービン、燃料電池等の方式により発電し、その際に生じる廃熱も同時に回収するシステムのことをいいます。
ガスタービン、ガスエンジン、ディーゼルエンジンや燃料電池を用いて発電を行うとともに、その排熱を利用して蒸気を発生させます。
発電効率40%以上、排熱回収効率35%以上を得ることができ、総合効率75~80%の高効率を実現します。
特徴
メリット
①発電と排熱利用を同時に行うので省エネ
②燃料の消費量が少ないため、二酸化炭素の排出量が減少
③非常用電源としても活用可能
デメリット
①発電機のイニシャルコストが高い
②天然ガスなどの燃料は外国から輸入しているので、政治的な価格変動が大きい
③消防法などの基準を満たす必要があるので、所轄の消防署に届出をし、定期点検を行う義務が発生