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(技術士キーワード)IoE社会

2022年10月19日

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IoEとは

 IoEとは、「Internet of Everything」の略であり、すべてのものがインターネットに接続されることをいいます。

 現在は、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)が主流です。IoTは物理的なモノをインターネットへ接続することがメインです。

 しかし、IoEでは、物理的なモノ以外にも、データ・サービスなど全てのモノをインターネットへ接続することをいいます。

 IoTのその先をいく考え方になります。

IoEの事例

スペイン・バルセロナ

 バルセロナは市役所をバーチャル化しており、行政サービスの遠隔提供を実現しています。

 バルセロナ市民は、市役所まで行くことなく、様々な行政サービスを受けることができます。

ドイツ・ハンブルグ

 ハンブルグ港の道路に、多数のセンサーを設置し、管制センターで交通量や交通状況、船舶の運航状況をモニタリングしています。

 これにより、状況に応じて交通パータンを変更したり、交通渋滞の解消をしたりして、無駄のない物流を実現しています。

オーストラリア

 オーストラリアでは、「スマートハイウェイ」を実現しています。

 多数のセンサーとカメラを設置し、道路と運転手をネットワークに接続しています。

 これにより、緊急車両の誘導、運転手への最新情報、天候による交通への影響などを提供しています。



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