IoEとは
IoEとは、「Internet of Everything」の略であり、すべてのものがインターネットに接続されることをいいます。
現在は、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)が主流です。IoTは物理的なモノをインターネットへ接続することがメインです。
しかし、IoEでは、物理的なモノ以外にも、データ・サービスなど全てのモノをインターネットへ接続することをいいます。
IoTのその先をいく考え方になります。
IoEの事例
スペイン・バルセロナ
バルセロナは市役所をバーチャル化しており、行政サービスの遠隔提供を実現しています。
バルセロナ市民は、市役所まで行くことなく、様々な行政サービスを受けることができます。
ドイツ・ハンブルグ
ハンブルグ港の道路に、多数のセンサーを設置し、管制センターで交通量や交通状況、船舶の運航状況をモニタリングしています。
これにより、状況に応じて交通パータンを変更したり、交通渋滞の解消をしたりして、無駄のない物流を実現しています。
オーストラリア
オーストラリアでは、「スマートハイウェイ」を実現しています。
多数のセンサーとカメラを設置し、道路と運転手をネットワークに接続しています。
これにより、緊急車両の誘導、運転手への最新情報、天候による交通への影響などを提供しています。