インフラの種類
ネットワークインフラ
インターネット通信に必要な設備・施設を指します。
具体的には、通信回線、プロバイダ、ルータ、パソコン、スマートフォン、タブレットなどがこれにあたります。
通信インフラ
有線・無線通信により、データや音声の通信を行うための設備・機器・施設などを指します。
具体的には、電話回線、光ファイバー網、携帯電話基地局、通信会社・キャリアなどの拠点施設などがこれにあたります。
ITインフラ
IT分野の基盤となる施設・設備などを指します。
ハードウェアとソフトウェアに分けられ、
ハードウェア:パソコン、サーバー、ストレージなど
ソフトウェア:OS、アプリケーション・サーバーなど
がこれにあたります。
生活インフラ
日常生活の維持に関するインフラを指します。
具体的には、電気、ガス、水道がこれにあたります。
また、広義的には、通信、交通、放送、病院、学校、公園、福祉施設などもこれにあたります。
交通インフラ
交通を機能させるための設備・施設を指します。
具体的には、鉄道、バス、航空機などの公共交通機関や、それらを運行するための道路、トンネル、線路、橋梁などがこれにあたります。
産業インフラ
各種産業の維持・発展を支える設備などを指します。
具体的には、化学プラントや製鉄プラント、建設機械、農業機械、エレベータ、銀行制度などがこれにあたります。
社会インフラ
社会の基盤となるような設備・施設などを指します。
具体的には、道路や鉄道、上下水道、発電所、基地局、通信網、空港、水路などがこれにあたります。
エネルギーインフラ
エネルギーの生産や供給に関わる設備・施設などを指します。
具体的には、発電所や送電ケーブル、ガソリンスタンドなどがこれにあたります。
インフラ設備の問題点
インフラ設備の老朽化
インフラ設備の多くは、高度経済成長期に作られたものが多い。そのため、現在稼働している設備の多くは、50年以上経過している。
一方、インフラ設備は、人々の生活に必要不可欠なものである。
インフラ設備の老朽化により、人名に関わる事故やライフラインの寸断といった深刻な問題を引き起こす可能性があります。
災害
日本は災害が起こりやすい国土であることに加え、近年、自然災害は自然災害は激甚化・頻発化しています。
災害が発生しても、インフラ設備の運用を継続できることが求められています。