中学数学の関数が苦手な人へ|比例・一次関数・二次関数の復習法

 中学数学の関数は、比例・反比例、一次関数、二次関数と学年が進むにつれて内容が広がる単元です。

 関数が苦手な人は、式だけでなく、表やグラフとのつながりが見えにくくなっていることがあります。

 このページでは、関数が苦手になる原因と、比例・一次関数・二次関数をどの順番で復習すればよいかを、学力別にわかりやすく整理します。

このページの対象者

 このページは、中学数学の関数が苦手な人に向けたページです。

 比例や反比例の式が分からない人、一次関数のグラフで手が止まる人、二次関数の変域やグラフが苦手な人は、このページの順番で復習すると取り組みやすくなります。

 関数は、式・表・グラフを別々に覚えるのではなく、それぞれをつなげて考えることが大切です。

このページがおすすめの人

  • 比例、反比例が苦手
  • 一次関数の式やグラフが分からない
  • 傾きや切片の意味が分からない
  • 二次関数 y=ax^2 が苦手
  • 変域の問題で手が止まる
  • 関数の文章題や図形との融合問題が苦手

 関数が苦手でも、すべての問題を一度にできるようにする必要はありません。

 まずは、自分が「式で止まるのか」「グラフで止まるのか」「文章題や応用問題で止まるのか」を確認し、今の学力に合ったところから順番に復習していきましょう。

関数が苦手になる主な原因

 関数が苦手になる原因は、公式を覚えていないことだけではありません。

 比例、反比例、一次関数、二次関数の違いが整理できていない、グラフの読み取りに慣れていない、式と表とグラフをつなげて考えられていないことが原因になることも多いです。

 まずは、関数を「式だけの単元」と考えず、数量の変化を表す単元として見直すことが大切です。

関数が苦手になる主な原因

  • 比例、反比例、一次関数、二次関数の違いが分からない
  • 式、表、グラフのつながりが見えていない
  • 傾きや切片の意味が分からない
  • グラフから式を読み取れない
  • 変域の考え方があいまい
  • 文章題で何を x、y にすればよいか分からない
  • 図形や動点の問題と組み合わさると手が止まる

 関数は、どの公式を使うかを覚えるだけでは解けるようになりにくい単元です。

 式、表、グラフのどれを見ても同じ関係を表していると考えられるようになると、問題の見通しがよくなります。

関数でよくあるつまずき

 関数でよくあるのは、式は覚えているのに、問題の中で使えないというつまずきです。

 たとえば、一次関数では y=ax+b の形を知っていても、傾きと切片を読み取れなければ、グラフや文章題で使うことができません。

 二次関数では、y=ax^2 の形を覚えていても、x の値が変わると y がどのように変化するのかを表やグラフで確認できないと、変域や応用問題でつまずきやすくなります。

関数でよくあるつまずき

  • 比例の式 y=ax を作れない
  • 反比例の式 y=a/x を作れない
  • 一次関数の傾きと切片が分からない
  • グラフから式を読み取れない
  • 2点を通る直線の式を求められない
  • 二次関数 y=ax^2 の表やグラフが分からない
  • 変域で最大値、最小値を間違える
  • 文章題で式を立てられない

 どれか1つでも当てはまる場合は、応用問題に進む前に基本の関数問題を解き直すのがおすすめです。

 特に、式・表・グラフのつながりを確認しておくと、一次関数や二次関数の問題が解きやすくなります。

関数問題を解くときの基本の流れ

 関数問題を解くときは、まず何が分かっていて、何を求める問題なのかを整理しましょう。

 次に、問題が比例、反比例、一次関数、二次関数のどれに関係しているのかを確認します。

 そのうえで、式、表、グラフのどれを使えば考えやすいかを選び、必要な値を代入したり、グラフから読み取ったりして解き進めます。

関数問題を解く基本の流れ

  • 問題文から分かっていることを確認する
  • x と y が何を表しているかを確認する
  • 比例、反比例、一次関数、二次関数のどれかを考える
  • 式、表、グラフのどれを使うか決める
  • 必要な値を代入する
  • グラフの読み取りや変域を確認する
  • 求めた答えが問題の意味に合っているか確認する

 関数問題では、最初から計算だけを始めるのではなく、x と y が何を表しているのかを確認することが大切です。

 式・表・グラフを行き来しながら考える習慣をつけると、関数問題の解き方が見えやすくなります。

偏差値40前後の人がやること

 偏差値40前後の人は、まず比例と反比例の基本を復習しましょう。

 比例の式 y=ax、反比例の式 y=a/x を確認し、表から式を作る練習や、式に数を代入して y の値を求める練習をすることが大切です。

 いきなり一次関数や二次関数の応用問題に進むよりも、まずは関数の基本である「x が決まると y が決まる」という考え方を身につけましょう。

偏差値40前後の人がやること

  • 比例の式 y=ax を確認する
  • 反比例の式 y=a/x を確認する
  • 表から式を作る練習をする
  • 式に x の値を代入して y を求める
  • 座標の読み方を復習する
  • 簡単なグラフをかけるようにする

 偏差値40前後の人は、まず関数の基本用語と、式に数を代入する練習を安定させることが大切です。

 比例・反比例の基本が分かると、一次関数や二次関数に進んだときも、式とグラフの関係を理解しやすくなります。

偏差値40前後の勉強法を見る

偏差値50前後の人がやること

 偏差値50前後の人は、一次関数を中心に復習しましょう。

 一次関数では、傾き、切片、変化の割合、グラフ、2点を通る直線の式など、標準問題でよく使う内容が多く出てきます。

 この段階では、公式を覚えるだけでなく、グラフから式を読み取ったり、式からグラフをかいたりする練習を増やすことが大切です。

偏差値50前後の人がやること

  • 一次関数 y=ax+b の形を確認する
  • 傾きと切片の意味を理解する
  • 変化の割合を求める
  • グラフから式を読み取る
  • 2点を通る直線の式を求める
  • 文章題で一次関数の式を作る

 偏差値50前後の人は、一次関数の標準問題で安定して得点できるようにすることが大切です。

 式、表、グラフを別々に考えるのではなく、同じ関係を別の形で表していると意識しながら練習しましょう。

偏差値50前後の勉強法を見る

偏差値55以上を目指す人がやること

 偏差値55以上を目指す人は、二次関数 y=ax^2 と、関数の応用問題に取り組みましょう。

 高校入試では、一次関数と二次関数、図形、動点、面積、変域などが組み合わさった問題が出ることがあります。

 標準的な関数問題を確認したうえで、グラフを読み取りながら条件を整理する練習を増やすことが大切です。

偏差値55以上を目指す人がやること

  • 二次関数 y=ax^2 の式とグラフを確認する
  • 変域と最大値、最小値を整理する
  • 一次関数と二次関数の交点を考える
  • 関数と図形の融合問題に取り組む
  • 動点の問題で式を作る
  • 過去問で関数問題の時間配分を練習する

 偏差値55以上を目指す人は、関数を単独の問題として解くだけでなく、図形や文章題と組み合わせて考える力が必要です。

 グラフの中にある条件を整理し、式や座標、面積などにつなげて考える練習をしていきましょう。

偏差値55以上の勉強法を見る

復習すべき分野

 関数が苦手な人は、関数だけでなく、文字式、方程式、比例・反比例、一次関数、二次関数を順番に復習すると理解しやすくなります。

 特に、式を作る力や、式に数を代入する力は、関数問題の土台になります。

 まずは文字式や方程式の基本を確認し、その後で比例・反比例、一次関数、二次関数へ進むと、関数問題の見通しがよくなります。

文字式

 文字を使った式の計算を学ぶ分野です。

 関数では x や y を使うため、文字式の計算や代入に不安がある人は先に復習しておきましょう。

文字式を復習する

方程式

 式を使って文字の値を求める分野です。

 関数の交点や、文章題で作った式を解く場面につながります。

方程式を復習する

関数

 比例・反比例、一次関数、二次関数をまとめて復習する分野です。

 式・表・グラフのつながりを確認したい人におすすめです。

関数を復習する

図形問題が苦手

 関数と図形の融合問題でつまずく人におすすめのページです。

 座標、面積、動点の問題に進む前に、図形の見方を確認できます。

図形問題の対策を見る

練習プリントで定着させる

 関数は、解き方を読んだだけではできるようになりにくい単元です。

 式を作る、表を完成させる、グラフを読み取る、変域を考えるなど、実際に手を動かしながら練習することが大切です。

 今後、関数分野の練習プリントを、基礎確認・標準練習・入試応用の3段階で用意していく予定です。

関数の練習プリント

基礎確認プリント:
 比例、反比例、座標、表、グラフの基本を確認します。

標準練習プリント:
 一次関数、変化の割合、グラフ、2点を通る直線の式を練習します。

入試応用プリント:
 二次関数、変域、関数と図形、動点、過去問形式の問題に取り組みます。

 関数の練習では、式だけでなく、表やグラフも一緒に確認することが大切です。

 まずは基礎確認プリントで式・表・グラフのつながりを確認し、慣れてきたら標準問題や入試応用問題へ進みましょう。

関数の練習プリントを見る(準備中)

次に読むページ

 関数が苦手な人は、自分のつまずきに合わせて次のページに進むと復習しやすくなります。

 計算や文字式に不安がある人は、偏差値40前後向けのページから復習しましょう。

 関数の標準問題や入試問題で得点を伸ばしたい人は、偏差値50前後・偏差値55以上向けのページも参考にしてください。

偏差値40前後から始める中学数学の勉強法

 計算、文字式、方程式などの基礎から復習したい人向けのページです。関数の前に計算や式の扱いを確認したい人におすすめです。

偏差値40前後向けを見る

偏差値50前後から伸ばす中学数学の勉強法

 標準問題で得点を安定させたい人向けのページです。計算ミスを減らしながら、文章題、関数、図形の復習に進みたい人におすすめです。

偏差値50前後向けを見る

計算ミスが多い人へ

 式の代入やグラフの読み取りは分かるのに、計算ミスで答えが合わない人におすすめのページです。

計算ミスの対策を見る

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 学力別・悩み別・分野別に、自分に合った勉強法を選び直したい人向けです。

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まとめ

 関数が苦手な人は、式だけを覚えるのではなく、表やグラフとのつながりを確認することが大切です。

 比例・反比例では、x と y の関係を式や表で確認し、一次関数では傾きや切片、グラフの読み取りを練習しましょう。

 二次関数や入試問題では、変域、図形、動点などと組み合わさることもあります。まずは基本を安定させ、学力に合わせて標準問題や応用問題へ進んでいきましょう。

2026年6月6日