中学数学で偏差値40前後の場合、まず大切なのは、難しい問題をたくさん解くことではありません。
計算ルール、文字式、方程式などの基本を確認し、基本問題で確実に点を取れるようにすることが大切です。
数学は、前の単元があいまいなままだと、次の単元でもつまずきやすくなります。
このページでは、偏差値40前後の中学生に向けて、どの単元から復習すればよいか、どの順番で勉強すればよいかを整理します。
高校入試数学に向けて、まずは基礎から立て直していきましょう。
このページの対象者
このページは、中学数学に苦手意識があり、まずは基本問題で点を取れるようになりたい人向けです。
応用問題や難しい入試問題に進む前に、計算、文字式、方程式などの土台を確認していきます。
このページがおすすめの人
- 数学に苦手意識がある
- 計算ミスが多い
- 公式を覚えていても問題で使えない
- 文章題になると式が立てられない
- 関数や図形の問題を見ると手が止まる
- 高校入試数学に向けて基礎から復習したい
1つでも当てはまる場合は、まず基本単元の復習から始めるのがおすすめです。
いきなり過去問や応用問題に取り組むよりも、基本問題を確実に解ける状態を目指しましょう。
偏差値40前後の人が数学でつまずきやすい理由
偏差値40前後の人が数学でつまずきやすい理由は、才能やセンスだけではありません。
多くの場合、前の単元の理解があいまいなまま次の単元に進んでいることが原因です。
たとえば、正負の数の計算でミスが多いと、文字式や方程式でもミスが増えます。
文字式が苦手だと、方程式や関数、文章題でも式を作りにくくなります。
よくあるつまずき
- 負の数の計算で符号を間違える
- 分配法則やかっこの計算でミスをする
- 文字式の意味があいまい
- 方程式の移項で符号を間違える
- 文章題で何を文字にすればよいかわからない
- 関数のグラフと式がつながらない
- 図形問題でどこに注目すればよいかわからない
まずは、自分がどこでつまずいているかを確認することが大切です。
できない問題をそのままにせず、「計算で間違えたのか」「式の立て方がわからなかったのか」「図の見方がわからなかったのか」を分けて考えましょう。
まず取り組むべき単元
偏差値40前後の人は、最初からすべての単元を完璧にしようとしなくて大丈夫です。
まずは、他の単元にもつながりやすい基本単元から復習しましょう。
特に大切なのは、次の5つです。
まず復習したい5つの単元
- 正負の数
- 文字式
- 方程式
- 関数の基本
- 図形の基本
正負の数、文字式、方程式は、中学数学の土台になります。
ここが安定すると、文章題や関数、図形問題にも取り組みやすくなります。
関数や図形は、最初から難しい問題まで解こうとせず、まずは基本の見方を確認しましょう。
偏差値40前後の人におすすめの勉強順
偏差値40前後から数学を立て直す場合は、次の順番で復習するのがおすすめです。
おすすめの勉強順
- 正負の数で計算ルールを確認する
- 文字式で式の表し方を確認する
- 方程式で基本的な解き方を練習する
- 文章題で簡単な式を立てる練習をする
- 関数は式・表・グラフの関係を確認する
- 図形は角度・面積・合同の基本を確認する
- 基本問題が解けるようになったら過去問に進む
大切なのは、1つの単元を完璧にしてから次に進むことではありません。
基本問題がある程度解けるようになったら、次の単元に進み、あとでまた戻って復習する形でも大丈夫です。
数学は、くり返し復習することで少しずつ理解が深まります。
分野別ページで復習する
苦手な単元がはっきりしている場合は、分野別ページから復習しましょう。
偏差値40前後の人は、まず次の単元から取り組むのがおすすめです。
正負の数
符号の計算、加法・減法・乗法・除法のルールを確認します。
計算ミスが多い人は、まず正負の数から復習しましょう。
文字式
文字を使った式、代入、式の計算、数量の表し方を確認します。
文章題や方程式が苦手な人にも大切な単元です。
方程式
一次方程式、連立方程式、二次方程式の基本的な解き方を確認します。
文章題に進む前に、まず方程式の計算を安定させましょう。
関数
比例、反比例、一次関数、二乗に比例する関数の基本を確認します。
式・表・グラフの関係を整理しましょう。
平面図形と空間図形
角度、面積、体積、立体の見方など、図形の基本を確認します。
図形問題が苦手な人は、まず基本用語と図の見方から復習しましょう。
練習プリントで復習する
分野別ページで基本を確認したら、練習プリントで練習していきましょう。
偏差値40前後の人は、まず基礎確認プリントから取り組むのがおすすめです。
偏差値40前後の人におすすめのプリント
対象:
基本問題から復習したい人
内容:
・基本ルールの確認
・例題
・練習問題
・解答解説
使い方:
解説を読んだあと、同じ問題をもう一度自力で解く
教材では、基本事項の確認から練習問題まで進められるようにします。
高校入試の過去問に進むタイミング
偏差値40前後の人は、最初から過去問を解こうとすると難しく感じることがあります。
過去問は大切ですが、基本問題がほとんど解けない状態で取り組むと、解説を読んでも理解しにくくなります。
まずは、次の状態を目指しましょう。
過去問に進む目安
- 正負の数や文字式の基本計算ができる
- 一次方程式や連立方程式の基本問題が解ける
- 簡単な文章題で式を立てられる
- 比例、反比例、一次関数の基本がわかる
- 角度や面積など、図形の基本問題に取り組める
この状態になったら、過去問の中でも基本問題から取り組んでみましょう。
過去問で解けなかった問題は、解説を読むだけで終わらせず、分野別ページに戻って復習することが大切です。
次に読むページ
このページで勉強の流れを確認したら、次は苦手な内容に合わせてページを選びましょう。
計算ミスが多い人へ
符号ミス、分配法則のミス、移項のミスなどを減らしたい人向けです。
文章題が苦手な人へ
問題文から数量関係を読み取り、式を立てる練習をしたい人向けです。
分野別に復習したい人へ
苦手な単元が決まっている場合は、分野別ページから復習しましょう。
まとめ
偏差値40前後から中学数学を立て直すには、難しい問題をたくさん解くよりも、まず基本問題を確実にすることが大切です。
正負の数、文字式、方程式などの土台になる単元から復習し、計算や基本的な解き方を安定させましょう。
文章題、関数、図形は、最初から応用問題まで解こうとせず、基本の考え方を確認するところから始めれば大丈夫です。
高校入試数学に向けて、まずは「基本問題で点を取る」ことを目標にして、少しずつ復習を進めていきましょう。