技術士

技術士二次試験の答案用紙の使い方と文字数の考え方

2026年5月30日

このページでは、技術士二次試験の答案用紙の使い方と、文字数配分の考え方を整理しています。

技術士二次試験では、600字答案用紙を使って、設問に対する考え方を論理的に記述する必要があります。

答案の内容が良くても、見出しが分かりにくい、段落が整理されていない、文字数配分が偏っている、余白の使い方が不自然であると、読み手に伝わりにくい答案になります。

答案作成前に、答案用紙の構成、見出しの付け方、段落の分け方、文字数配分、余白の使い方を確認しておきましょう。

このページで確認できること

  • 技術士二次試験の答案用紙・解答用紙の使い方
  • 600字答案用紙の基本的な構成
  • 見出し、段落、番号の使い方
  • 文字数配分の考え方
  • 余白や改行を使うときの注意点
  • 読みやすい答案にするための工夫

答案用紙の構成

 電気電子部門を例に、答案用紙の構成について説明します。

共通事項

 設問ごとに章立てを行います。

 章立てには下線部を引くと見やすくなります。
 (章立てには0.9mmのシャーペンで記載すると良い、というアドバイスも見かけますが、著者はどちらでも良いかと思います)

 設問に過不足なく答えることが重要です。
 たとえば、課題を3つ抽出し、とあれば、記載する課題は3つです。2つや4つはNGです。

 また、各科目で問われている内容(合格基準)を意識しましょう。各科目で問われているコンピテンシーは異なります。

必須科目

構成例

必須科目の論文の構成はこちら


ポイント

必須科目(Ⅰ)のポイント

・設問ごとに章立てを行い、問われている内容を小見出しとして記述する

・課題の観点は、問題文に記載されているか否かを問わず、記載する
 幅広い観点から抽出していることを試験官にアピールする

・観点の指定がない場合は、人、モノ、金、情報、安全などを観点にすると良い


選択科目

構成例(電力・エネルギーシステム)

電力・エネルギーシステムの論文の構成はこちら

構成例(電気応用)

電気応用の論文の構成はこちら

構成例(電子応用)

電子応用の論文の構成はこちら

構成例(情報通信)

情報通信の論文の構成はこちら

構成例(電気設備)

電気設備の論文の構成はこちら


ポイント

選択科目(Ⅱ-1)のポイント

・Ⅱ-1では、問われている内容ごとに章立てを行う(一部例外あり)

・原理、現象などは図を、特徴は表を併用する

・特徴、留意事項などは、何と比較しての特徴なのかを記載する

選択科目(Ⅱ-2)のポイント

・問われている内容ごとに章立てする

・調査、検討する事項は3つ程度記載する(幅広い観点で)
 人、モノ、金、情報、安全などを観点にすると良い

・手順が多くなる場合は、特に留意と工夫が必要な手順を3つ程度記載する
 他の手順は、簡潔に記載する
 なお、手順は図を併用すると流れがわかりやすい

・調整方策は2つ程度記載する(幅広い関係者と調整する)
 自社、関連会社、多系統、顧客など

選択科目(Ⅲ)のポイント

・設問ごとに章立てを行う

・課題は、幅広い観点からは記述する
 人、モノ、金、情報、安全などを観点にすると良い

・複数の解決策は、3つ程度記載する

あわせて確認したいページ

 答案用紙の使い方を確認したら、試験時間に合わせた時間配分、答案作成前の骨子作成、読みやすく記述するための文章作法も確認しておきましょう。

 試験直前には、チェックリストを使って、答案用紙の使い方だけでなく、持ち物や当日の進め方に抜けがないか確認してください。

技術士二次試験の対策を続ける

 キーワードを確認した後は、筆記試験対策の進め方や答案作成の考え方も確認しておきましょう。

技術士二次試験の筆記試験対策

 論文構成、骨子法、キーワード学習、科目別対策の進め方を確認できます。

筆記試験対策を見る

技術士二次試験のキーワード学習

 キーワードを答案作成に使える形で整理する方法を確認できます。

キーワード学習の方法を見る

筆記答案の添削サービス

 作成した答案について、設問への答え方や論文構成の改善点を確認できます。

添削サービスを見る

-技術士